私には、親友と呼べる友人がいました。そして、彼女は、アメリカ人女性で、私とは40歳以上も年が離れていていました。周りからみれば、おばあちゃんと孫のようなものに見えたかもしれませんね。彼女とは、留学先のアメリカで出会いました。私は当時大学のメインテナンス部署でバイトをしていたのですが、そこで秘書補佐として働いていたのですが、そこの上司だったのです。
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彼女は、日本人で英語がそれほど流暢ではない私を雇ってくれて、まるで子供のように可愛がってくれました。親元を離れて頑張っている私を不憫に思ったのかもしれませんね。そして私も、彼女のことをアメリカの母として、とても慕っていました。
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私が大学を卒業後も、電話や手紙で常に連絡を取っていました。私が結婚したときも、妊娠したときも、そして出産したときも、本当に喜んでくれていました。ところが、私が出産して間も無く、彼女から余命3ヶ月という突然の知らせがきたのです。彼女は肝臓癌に侵されており、発見されたときには、すでに末期でした。私は、何のことがわけがわからず、本当にショックで、毎日のように泣いていました。なぜ、彼女のように素晴らしい人が癌にならなければならないのか、と悔しい気持ちでいっぱいでした。そして、宣告通り、3ヶ月後、彼女は天国に旅立ってしまいました。あれから3年経ちますが、今でも彼女の優しい笑顔と声がなつかしくてたまらないのです。
癌で亡くなった私の友人